コイン買取に出す前に知っておきたいコインの歴史

家具にもアンティーク家具があるように、コインにもアンティーク物や古代コインと呼ばれる歴史的な価値を持つコインが存在します。
古代コインに関しては紀元前に発行されたコインもあるので、非常に歴史の古いコインであることがわかります。
こう聞くと非常に希少価値のある存在に思えるかもしれませんが、実は相当なコインが古代では発行されているので、意外と手元に残っているご家庭は多いのです。
祖父母が収集していて、その名残で自宅に残っている、というケースも多いでしょう。
コイン買取でも数万円、数十万円で取引されることの多いコインでもあります。

古代ローマなどで発行された古代コインは、まだまだ完全な円形に鋳造することができないので、楕円形であったり左右非対称であったりと様々な形で残されているのが特徴です。
人の顔や動物をモチーフとしたデザインが施されているものが多く、それがコレクターの気持ちを惹きつけている要因の一つと言えるでしょう。
また、アンティークコインは古代コインよりも近代的ですが、まだまだ中世の名残が残っています。
各国で発行されたため古代コインよりも種類が多く、また金など希少価値のある素材が使われたコインも多数残されています。
国内でも、大判小判などはある意味アンティークコインの一種と言えるでしょう。
これらをコイン買取に持ち込むうえで重要なのが、真贋の見極めです。
希少価値があるだけに贋作も多く、コイン買取における一つのポイントとなっています。
きちんとした鑑定士のいるコイン買取業者を選ぶことで、確かな査定を依頼しましょう。