コイン買取のコツとは？古銭の価値を高めるために

古銭をコイン買取に持ち込む際、初心者がやってしまいがちなミスが洗浄です。
古銭は発行されてから百年以上経過したものが多く、その分汚れが付着しているかもしれません。
しかし、下手に洗浄すると年代を感じさせる古銭としての価値を下げてしまいます。
古銭のようなアンティークものとブランドバッグの買取は異なるので、古さを損なわせない状態保存が大切です。

また、鑑定書がすでに存在する場合は、そちらも一緒に持ち込みます。
コイン買取時にもきちんと査定されますが、すでに確かな鑑定を受けている方がより信頼性が増し、高額査定に繋がりやすくなります。
記念硬貨などケースが付随している場合も同様にセットで査定してもらいましょう。完品で売買した方が買取値は高くなります。
次に、そのコインの価値をきちんと把握し正しい価格で買取ってくれるコイン買取業者を見つけなければなりません。
一番やってはいけないのが、リサイクルショップなど幅広い商品の買取を取り扱っているお店に持ち込むことです。
正しく価値を評価してくれる可能性は低く、専門業者に持ち込んでいればそれなりの価格だったものがたった数百円で終わるかもしれません。
近くに古銭買取業者が見つからない場合は、インターネットから見つけます。
宅配買取など今は様々な買取方法を選べるので、遠くの買取業者まで足を運ぶ必要がありません。
後は、できれば査定は複数のお店で行うことをおすすめします。
古銭の価値は素人目には難しく、一つの査定額だけを参考にするのは危険なのです。

全国の記念コインとコイン買取ブログ

全国47都道府県記念コインというものをご存知でしょうか。
全国の47の自治体が発行している記念コインで、コイン買取してもらうことが出来ます。
500円と1000円の2種類がそれぞれにあるのですが、このコインの特徴はなんと言っても1000円コインはカラフル、500円コインはバイカラーなことです。
カラフルとはひとつのコインに赤や青、緑など色を使ってあることで、バイカラーとは異なる金属同士でコインを構成するクラッドという技術を使っているコインのことで、見た目にも2つの素材でコインが構成されていることが分かりかっこいいです。

またそれぞれの都道府県で図柄も異なるので、コレクターのコレクション魂に火をつけ、人気のコインとなっています。
そんなコインがコイン買取ショップで買取をしていないはずもなく、額面をはるかに超えた高額で買取をされています。
主にコレクター向けコインですので、コンビニでのお釣りに出てくるなんてことはなく、基本的には古いものに関してはオークションやコイン買取ショップでの入手になるかと思います。

全国47の都道府県県×2種類、つまり94種の図面があるのでなかなか個人の力で全てを集めることは難しく、コイン買取ショップやオークションなどでは常に人気のコインです。図面をみるとそれぞれの都道府県の特産や観光名所など、見どころがたくさんのコインであることが分かります。
このコインは10年間に渡り順番に発行されているコインです。

なぜコイン買取はメール査定より実査定がおすすめか

コイン買取の業者は、必ず査定を行っています。
色々な基準で、コインの状態を確認していく訳です。
ところでコイン買取を検討しますと、査定価格が気になってしまう場合があります。
そこそこ高く売れそうなコインを持っているものの、実際の売却価格を知りたくなる事もあるでしょう。
実際、コインの買取り額を知っておく方が、確かに有利です。

速やかにコイン買取の価格を知りたい時は、メール査定という方法もあります。
その手順ですが、まずはコインの写真撮影をします。
スマホやデジカメなどで写真撮影し、画像データを作成するのです。
そして買取り業者にデータを送信すれば、大まかな価格を教えてもらう事はできます。
確かに上述のメール査定という方法も、悪くはありません。
しかし「正確な」金額を知りたい時は、むしろ買取り業者での実査定がおすすめです。
というのもメール査定という手段ですと、買取り額が正確でない場合があります。
確かに画像データを見てみれば、コインの大まかな状態は確認可能です。
しかしコインの「詳細」は、画像データだけでは分かりません。
やはり目視確認してみない事には、正確な金額も算出困難なのです。
その点、コイン買取の専門業者による実査定なら、目視で状態を確認してもらう事ができます。
つまり実査定の方が、メール査定よりも正確なのです。
幸いにも、買取り業者の担当者は出張にも来てくれます。
ですから正確な査定額を知りたい時には、出張査定を依頼してみると良いでしょう。

博覧会の記念コインとコイン買取の注意点

大型イベントが開催されると、コインが発行される事もあります。
博覧会などの記念コインも、珍しくありません。
ところでイベントに関わるコインは、少々注意を要します。
コイン買取の価格が低くなる可能性もあるからです。
記念コインは、確かに買い取り価格が高くなる事はあります。
そもそも記念コインは、希少価値は高いです。
流通枚数もあまり多くないので、プレミア価値が付いているコインもあります。

そしてコイン買取の価格は、変動する性質があります。
数年ほど待ってみると、価格が高まる実例はあるのです。
ですからコイン買取を検討している方々は、しばしば売らずに放置しています。
しかし博覧会に関するコインの場合は、あまり待たない方が良い事も多いです。
現に今から十数年前のイベントを記念して、あるコインが発行されました。
その額面は5,000円なのです。
ところが発行されてから数年ほど経過すると、5,000円以下になってしまいました。
4,000円台に下落してしまったのです。
すなわち額面割れです。
記念コインは、額面以上の数字になる事はよくあります。
5,000円のコインでも、6,000円台や7,000円台になる実例もあります。
しかし博覧会の場合は、むしろ逆の状況になる事も多いのです。
上述の4,000円台どころか、3,000円台などに下がってしまう場合があります。
ですから博覧会などのイベントに関わるコインは、できるだけ早めに売却する方が良いでしょう。

なぜアジアの貨幣はコイン買取の価格が高くなりやすいか

物の価値は、流通量で決まる一面があります。
一般的には、流通している量が少ない物は、価値は高いと見なされます。
たまに、プレミア価値という表現を耳にする事もあるでしょう。
市場に出回っている数が少ないので、価値が高いと見なされている物も存在するのです。

ところでコイン買取は、上述の流通量が1つのポイントになります。
もしもアジア諸国で発行されたコインを持っているなら、ぜひコイン買取の鑑定を受けてみると良いでしょう。
買い取り価格は、大いに期待できるからです。
アジア諸国で作られたコインの中には、流通枚数が少ない物もあります。
中には、100年以上も前に作られたコインもあるのです。
日本で100年以上前と言えば、まさに戦前になります。
その頃に発行された貨幣は、国内には殆ど出回っていないでしょう。
プレミア価値が非常に高い訳です。
ですからアジアで作られたコインは、かなりプレミア価値が高い事もあり、買い取り価格が高めになる実例も目立ちます。
現にアジアで発行されたコインによっては、1枚につき数十万円を超えている実績もあるのです。

自分で予想していたよりも、遥かに高い価格になる実例も多いですから、試しに鑑定を受けてみると良いでしょう。
ただしアジア諸国で発行されたコインは、価格も大きく変動する傾向があります。
最新の価格は、やはりコイン買取の鑑定を受けてみないと分かりません。
1ヶ月も経過すれば、価格が大きく変動する事もありますから、何回か鑑定を受けてみるのがおすすめです。

コイン買取の価格に関わる保管環境と2つのポイント

コイン買取の価格を高くしたいなら、普段の保管が大切です。
適切な環境で保管しておく方が、買取り価格も高まりやすいからです。
それには主に2つのポイントがあります。

1つ目のポイントは、コインに対する水濡れです。
湿気は十分気をつけるべきでしょう。
コインによっては、やや状態が微妙になってしまう事があります。
それは水に濡れた鉄などを想像すると、分かりやすいです。
鉄が水に濡れて、しばらく放置しますと、サビが生じてしまうでしょう。
コインは金属でできていますから、サビが付いてしまう事はあるのです。
サビは、コイン買取の価格を下げてしまう原因になります。
このためコインに対する湿気は、避けるべきなのです。
湿気が多い場所で保管する事だけは、避けるべきでしょう。

もう1つポイントがあります。
できればコインは真空状態で保管するのが望ましいです。
それも鉄をイメージしてみると、よく分かります。
空気中に鉄を放置しておけば、だんだん赤サビが発生するでしょう。
赤サビは、酸化鉄なのです。
コインも金属でできていますから、やはり空気に触れてしまいますと、酸化してしまう事はあります。
銅でできたコインなどは、緑色の酸化銅ができてしまう事もあるのです。
しかし、それも保管の環境次第です。
コインに対して酸素が触れるので酸化する訳ですから、真空状態で保管しておけば良いのです。
コインのお店によっては、真空で保管できるケースもできます。
それを使用して保管しておけば、コイン買取の価格も高くなりやすいでしょう。

普段の管理がコイン買取の価格を左右します

趣味でコインコレクションを行っている収集家は少なくありませんが、コインが増えてきた、いらないものを処分したいとしてコイン買取に出すことを考えている場合、できるだけ査定価格をアップするためにコインを綺麗にしようと思うかたも多いでしょう。
ですが、この配慮によってコインの価値を下げてしまう場合もある点に注意です。
せっかくピカピカにしたのに細かい傷や色落ちを指摘されてマイナス査定がついてしまった、というミスが少なくありません。
実は、コイン買取で重要になってくるのは、売る直前の対処ではなく、普段からのコインの保管状態なのです。
コインの取り扱いに不慣れな場合には、下手に洗浄をしないほうが賢明でしょう。

コインを購入したらいつか売りに出す時のことも考えておき、なるべくケースに入れておいたまま空気に触れさせないこと、さらに素手で触れないように配慮することが大切になります。
いずれも酸化や腐食の原因になってコインが汚れてしまうからです。
また、直射日光が当たるところに置かないことも重要で、紫外線に当たることで変色を起こしてしまいます。
コイン買取に出す前、ケース外に出したことのあるコインの場合には、乾いた柔らかい布で軽く表面を拭き取って埃を取り除く程度に留めておくといいでしょう。
力を入れると傷になるので注意してください。
コインを綺麗にする薬品なども市販されていますが、査定を前提としている場合、綺麗にするのは買取に出した後、専門家のプロの技にお任せするべきです。